◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(23日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日午前10時40分開始予定)、敵地・ダイヤモンドバックス戦のスタメンに「1番・投手」で名を連ねた。投げては今季2勝目、打ってはリーグトップに浮上する自己最多タイ54号に期待がかかる。

ドジャースの4年連続となる地区優勝のマジックは「3」となっている。最短であす24日(同25日)に優勝が決まる。

 9試合連続安打、今季最長の26試合連続出塁と好調を維持し、直近6試合で4本塁打を放っている大谷。前日22日(同23日)終了時点で本塁打王争いは、フィリーズのシュワバーと53発でトップに並んでいる。この試合を含めて、レギュラーシーズンは残り6試合。99打点で2年連続100打点にも大手をかけており、3年連続の本塁打王へ、アーチを量産していきたいところだ。

 投手としては前回登板の16日(同17日)の本拠地・ジャイアンツ戦で5回無安打無失点と好投。中6日で迎えるこの日のマウンドが、レギュラーシーズンでは今季最終登板となる見込みだ。ここまで13登板で1勝1敗、防御率3・29。30日(同10月1日)からはポストシーズンもスタートするとあって、メジャー通算100試合目の登板で、弾みをつける投球を見せたいところだ。ダイヤモンドバックス戦は、エンゼルス時代の21年以来4年ぶりの登板となる。

 ダイヤモンドバックスの先発は、ブランドン・ファット投手(26)。

今季は31試合に登板して自己最多13勝(8敗)を挙げている右腕だ。大谷は過去15打数4安打の打率2割6分7厘だが、今年5月19日にドジャースタジアムで対戦した際にはスイーパーを捉えて左翼へ本塁打も放っている。

 この試合を含めて今季のレギュラーシーズンは残り6試合。大谷は前日22日(同23日)終了時点でチーム156試合中、チーム最多153試合に出場。53本塁打(リーグ1位タイ)、99打点(同5位)、打率2割8分3厘(同9位)、19盗塁(同18位タイ)、141得点(同1位)、出塁率・395(同2位)、長打率・620(同1位)、OPS1・015(同1位)をマークしている。

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