◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(23日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日午前10時40分開始予定)、敵地・ダイヤモンドバックス戦のスタメンに「1番・投手」で名を連ねた。投げては今季2勝目、打ってはリーグトップタイに再浮上する自己最多タイ54号に期待がかかる。

ドジャースの4年連続となる地区優勝のマジックは「3」となっている。最短であす24日(同25日)に優勝が決まる。

 6月からメジャーのマウンドでの登板をスタートさせた大谷は、23年9月に受けた右肘のリハビリの段階とあって、少しずつ慎重にイニングと球数を増やしてきた。8月27日(同28日)の本拠地・レッズ戦で初めて5回を投げきって復帰勝利をつかむと、今月16日(同17日)の本拠地・フィリーズ戦では5回68球で無安打無失点ながら、降板。予定されていた5回降板のプランを崩すことはなかった。

 14試合目の登板となるこの日が、レギュラーシーズンでは最終登板となることが濃厚。ロバーツ監督はこの日の登板イニングについて「いい話し合いはしている。もちろん試合展開がどうなるかによるけれど、順調にいってくれれば6回を投げきってもらいたい。ここ3、4回の登板はパフォーマンスも上がってきている。これまではオープン戦のような調整の段階は終わって、プレーオフモードとなっている」と初めて6回のマウンドに上がる可能性も示唆した。

 30日(同10月1日)からスタートするポストシーズンでの起用については「まだ決まっていない。色んなオプションがある。

もちろん最初のシリーズで登板する可能性はある」と話すにとどめた。

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