【スプリンターズＳ】昨年の覇者ルガルが復活へ　杉山晴調教師「昨年のスプリンターズＳに近い」
坂路をまっすぐに駆け上がるルガル（カメラ・高橋　由二） 画像（1枚）

◆第５９回スプリンターズＳ・Ｇ１（９月２８日、中山競馬場・芝１２００メートル）追い切り＝９月２４日、栗東トレセン

　昨年の当レースの勝ち馬ルガル（牡５歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ドゥラメンテ）は、朝一番に坂路で泉谷楓真騎手（レースは川田将雅騎手）が騎乗して、単走で５５秒２―１１秒６をマークした。ラスト１ハロンはこの日の最速で、さすがの動きだった。

杉山晴調教師は「しまいだけサッと伸ばしてもらいました。状態としては今年の春よりも、（勝った）昨年のスプリンターズＳに近いと思います」とうなずいた。

　高松宮記念は７着、前走のチェアマンズスプリントは５着と、本来の走りができていない。「前走はいい状態でしたが、ゲートを決めきれなかった。五分に出ていれば差は詰まったと思います」と振り返った。昨年は高松宮記念１０着からの休み明けでＧ１を制覇。間が開いても問題なく力を出せるタイプだ。昨年の強さを取り戻せるか。

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