オリックス・岸田護監督(44)が24日、2年ぶりCS進出へ「王道ローテ」に期待を寄せた。25日のロッテ戦(京セラD)では、曽谷が中10日で先発。
20日からのソフトバンク4連戦(みずほペイペイ)では、17年以来、8年ぶりとなる4試合連続での1点差勝利。「勝ちたいって気持ちが(見せられた)。投手陣、若い子たちも頑張ってくれたし、ここっていうところで一本が出た」と手応えを示しつつ、すでに先の戦いへ視線を向けた。27日からの楽天3連戦(同)で、曽谷からバトンを受け取るのが山下、宮城、九里。「(先発)4枚はどのチームも大体、いい投手がそろっている。うちの投手も当然いい。自信を持って送り出します」とうなずいた。
1軍が休日だったこの日、指揮官はユニホーム姿でウエスタン・ソフトバンク戦(杉本商事BS)を視察した。ナイターで楽天がソフトバンク戦(楽天モバイル)に敗れたことを受け、オリックスは最短で27日にも3位が決定。「そんなに甘くない。
〇…曽谷が中10日で25日のロッテ戦(京セラD)に先発する。前回登板となった14日のソフトバンク戦(同)では、折れたバットが胸部を直撃し、2回途中で緊急降板。大阪市内の病院で胸部打撲と診断されたが「もうどこも痛みはない」と患部の不安はない様子だ。今季は自己最多の8勝をマークし、チームは残り8試合。自身初の2ケタ勝利も視野に入るが「僕のことよりも、チームがなんとかCSを目指して勝てれば」と、5連勝を見据えた。