◆米大リーグ ダイヤモンドバックス4―5ドジャース=延長11回=(24日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3試合連続で本塁打が出なかったが、初回に先制点につながるフェンス直撃の三塁打を放った。2点リードの7回からメジャー初の救援登板をした佐々木朗希投手(23)は最速99・8マイル(約160・6キロ)をマークするなど1回無安打無失点、2奪三振の好投。
同点の9回には今季限りでの現役引退を表明しているクレイトン・カーショー投手(37)がマウンドに上がった。通算222勝の左腕がリリーフ登板するのは、2019年9月29日(同30日)の敵地・ジャイアンツ戦以来、2187日ぶり。次回登板がレギュラーシーズン最終戦の28日(同29日)の敵地・マリナーズ戦で、中8日空くことから、直訴して前日23日(同24日)とこの日はブルペン待機していた。
1点取られればサヨナラ負けという場面でマウンドに上がり、危なげなく3者凡退。カーショーは「アドレナリンが出たよ。リリーフは全く違うんだ。でもとても楽しかったよ。抑えることができてよかった。登板間隔が空きすぎるのがいやだったので、ブルペンの投球練習と思って投げた。チームの勝利に貢献することができてよかった。