巨人の石塚裕惺内野手(19)が25日、阿部監督の“スター遊撃手”指令に応える意欲を示した。この日はG球場で行われた1軍練習に参加。

「阿部監督に言われたことなので、意識して今後やっていかないと」と表情を引き締めた。

 守備練習中に指揮官から声をかけられた。「小さくまとまらないで、スケールの大きい選手になってほしい。投げるにも打つにも体を大きく使うことをテーマにしてやってみろ」。2軍で言われていた「のびのびプレーする」と似ているとしつつも「初めて言われました」と金言に心をひかれた。

 23日の広島戦(マツダ)ではプロ通算4打席目で初安打をマークした19歳。「1軍で吸収できるところはして、CSもそうですけど来季に向けて、どんどん自分のものにしていく時間。有意義にやっていきたいです」。貪欲に成長していく。(臼井 恭香)

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