◆米大リーグ ダイヤモンドバックス0―8ドジャース(25日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャースが25日(日本時間26日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に勝って、3試合を残して4年連続となる地区優勝を決めた。大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)はともに加入から2年連続で地区優勝。

佐々木朗希投手(23)も苦しみながら加入1年目で初の歓喜を味わった。ドジャースは30日(同10月1日)に開幕するワイルドカードシリーズからポストシーズンがスタート。球団史上初となる2年連続ワールドシリーズ制覇を狙う戦いに挑む。

 敵地でのシャンパンファイトを行った大谷は「みんなここを目指してやってきた。この先あと3回ある」と世界一連覇に意欲を見せた。ドジャースで二刀流としての初のシーズン「ちょっと出遅れはしましたけど、これから先に合わせてやってきたつもり。どう進んでいくか分からないが、自分の仕事を一人一人がやっていければ」とポストシーズンでの二刀流を見据えていた。

 3月に東京ドームで迎えた今季。6月からはリハビリ登板を試合で行うという異例の形で二刀流復帰を果たし、投打でチームの中心となり、ドジャースの4年連続地区優勝に大きく貢献した。ここまでは欠場した試合が3試合だけで、156試合出場はチーム最多。MVP級の活躍でチームを引っ張った。

 24年2月には真美子夫人との結婚を発表。

昨年11月のパレードにはそろって愛犬のデコピンを抱いて参加した。そして今年4月には第1子の長女が誕生。結婚して優勝、パパになって優勝と、公私で恵まれた2年となっている。

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