◆JERA セ・リーグ DeNA5―4人(26日・横浜)

 巨人・山崎は奥歯をかみ締めた。1点の援護を受けた初回、先頭・蝦名への死球と連打で無死満塁。

1死後、山本に押し出し四球を与え同点。さらに佐野に中犠飛を許し勝ち越された。2回2死二、三塁では筒香に左前へ2点適時打を浴び、6安打4失点で今季最短3回KO。「先発としての責任を果たせず申し訳ない」と下を向いた。

 試合前までDeNAとは今季6戦で4勝1敗。負けられない一戦を前に「勝ちましょう!」と自らに言い聞かせるように意気込むもボールが先行。直球の出力も上がらずに「情けない投球でした」と反省した。

 杉内投手チーフコーチは「可能性は十分にある」と、中4日でのシーズン最終戦となる10月1日の中日戦(東京D)の登板の可能性も示唆した。「いつも勝ちたいと思って投げている。その気持ちは変わらない」。DeNAとはCS第1Sでも対戦する。やられたままでは終われない。

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