◆第28回中山グランドジャンプ・JG1(4月18日、中山競馬場・障害芝4260メートル)

 2021年のセレクトセールで4億1000万円の値がついたホウオウプロサンゲ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)で参戦する小野寺祐太騎手=栗東・フリー=が意気込みを語った。

 ―障害で無傷2連勝。

最初から障害馬としての適性を感じていたか。

 小野寺騎手「飛越は上手でしたね。試験も一発合格でしたし。ただ、レースで併せた時や、縦列で飛べるか心配はありました」

 ―それでも障害初戦は後続に3秒の差をつける勝利だった。

 「逃げた馬がばてて早めに先頭に立ったら、気を抜いて頭を上げて進まなくなって…。最後まで追ったのは、そのためです。強い内容でしたね」

 ―続く三木ホースランドJSも圧勝。

 「1・9倍でしたし、ホッとしました(笑)。自分のなかでは自信はありましたが、思っていた以上に、余裕でこなしてくれました。乗っていてびっくりしましたよ」

 ―3戦目が中山グランドJになる。

 「レースの後の状態が非常に良かったですから。矢作先生、担当さんと相談して、意見は一致しました。

みんなが『勝ちにいくぞ』という気持ちにならないと、挑めないレースですから」

 ―最難関のコースに挑む。

 「初めての中山、63キロ、4260メートル、超えなければいけない壁はたくさんありますけど、不安よりも期待の方が大きいです」

 ―1週前追い切りは、どうだったか。

 「いい状態で来ています。スピード調教は要らないので、息を整える程度です。14日に中山競馬場に入り、バンケットなどを練習します」

 ―小野寺騎手には23年の阪神スプリングJ(ジェミニキング)以来の重賞制覇がかかる。

 「石神(深一)さんが今月をもって引退されます。オジュウチョウサンの背中には石神さんがいて、何度もG1を勝って、インタビューを受ける姿を見てきました。憧れだったし、すごいなと。バーベキューに呼んでもらったりもしました。一緒に乗れる最後のG1。楽しみながら、いい結果が出れば完璧ですね」

 ―障害レースのファンへメッセージを。

 「(中山GJは)騎手も乗っていて、別物と思えるレース。

大生け垣を越えてから、ゴールまでが一番苦しい。そこからは気力の勝負で、馬も死力を尽くして、歯を食いしばって頑張ってくれます。多くのファンに応援してほしいですね」

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