株式会社近鉄エクスプレス(本社:東京都港区)は、近鉄グループホールディングス株式会社およびラグビーチーム「花園近鉄ライナーズ」と共同で、持続可能な航空燃料(SAF)の普及・啓発を目的とした廃食用油回収イベントとSAFに関するPR活動を実施した。

 本イベントは、東大阪市花園ラグビー場において開催された花園近鉄ライナーズのホスト公式戦(対 日本製鉄釜石シーウェイブス)に合わせて実施。

同時開催されたイベント「花園ハッピーパーク」にブースを出展し、廃食用油の回収に加え、SAFに関する説明やクイズを通じて、SAFへの理解や今後の回収活動への協力を呼びかけた。

 事前に告知を行った成果もあり、当日は約400人が参加し、約34リットルの廃食用油を回収した。回収した油は大阪府堺市の工場でSAFの製造に使用される。

  同社は2023年から国内資源循環による脱炭素社会の実現を目指す「Fry to Fly Project」に参加しており、今回のイベントもその取り組みの一環として実施した。

 日本国内では、一般家庭から毎年約10万トン、飲食店などから約40万トンの廃食用油が発生している。飲食店等で発生する廃食用油の大部分が飼料や工業用途に再利用される一方で、家庭から出る廃食用油のほとんどは未活用のまま廃棄されており、日本国内でのSAFの原料確保における課題の一つとなっている。

 「今後も、こうした地域社会と連携した活動を通じて、持続可能な物流の実現と気候変動対策の推進に取り組んでまいります」としている。

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