◆ファーム・リーグ西地区 阪神4X―3ソフトバンク=延長10回タイブレーク=(14日・日鉄鋼板SGL尼崎)

 阪神・立石正広内野手が左手首の関節炎から復帰した。3月25日の2軍オリックス戦(京セラD)以来の実戦に「5番・左翼」でスタメン出場。

3打数無安打、2三振に終わったが「段階を踏んで試合に出場できて、SGLで初めて外野を守れたので良かった」と、喜びをかみしめた。

 1月の新人合同自主トレで右足の肉離れを発症した。3月17日の2軍オリックス戦(SGL)で実戦復帰した矢先に、同25日のオリックス戦で左手首を負傷。27日に大阪市内の病院を受診した結果、「左手首の関節炎」と診断された。度重なるリハビリに「(復帰まで)少し時間がかかることが分かったときは少しショックでした」と、こぼしたが、意欲は消えなかった。

 故障期間、常に刺激をもらっていたのは1軍の試合映像。「シーズンが始まる直前のけがでしたけど、その分、1軍戦を毎日のように見る時間があった」。食堂のテレビや自室で視聴しながら、改めてレベルの高さを実感した。同時に「『ここでやりたい』と毎日思わせてくれる。自分が出られるような立場になって、あのメンバーの中でプレーしたい」と、闘志にさらに火がついた。

 平田2軍監督は「結果というのは全く問題ではない。3打席立って、実戦復帰してまた一つ段階をクリアしたということ」と前向き。

立石は「(相手は)一流のピッチャーなので、全部が全部いいように打てるわけではない。ある程度は捨てる覚悟で狙ってもいいのかな」と、次回への反省も口にした。1軍昇格へ、着々と状態を上げていく。

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