卓球男子で2024年パリ五輪代表の篠塚大登(東都観光バス)が21日、初参戦したドイツ1部(ブンデスリーガ)のシーズンを終えて成田空港に帰国。空港で取材に応じた篠塚は今季を振り返り、日本代表として挑む世界選手権団体戦(27日開幕、英ロンドン)に向けての思いも語った。

 団体戦で行われるブンデスリーガでは、グリュンヴェッターズバッハの一員として主にエース起用され、シングルスで14勝10敗と奮闘した。「ほぼ2点使いさせてもらって、相手のエースの選手だったり、そういう強い選手と試合することができました。日本では味わえないようなボールも受けることができたので、とても良かったと思います」。チームは12チーム中最下位の12位で悔しさも残るが、収穫も大きかった。

 印象に残った対戦は、17日のホーム最終戦。ベルクノイシュタッドのR・ルイズ(フランス)との対戦(2●3)だといい「サーブは構えているのは分かっていたんですけど、想像以上にサーブがうまかったので。一回対戦できて良かったなと思います」と、独特のサーブを存分に“味わう”ことができた。国内やWTTの大会では当たったことがなかった欧州の選手とも対戦機会を得て「いろんな選手とできたことが一番の経験」と成長の糧にする。

 帰国した足で、世界選手権団体戦の日本代表の国内合宿に合流した。張本智和、松島輝空、同じブンデスリーガで活躍した戸上隼輔、宇田幸矢と5人で挑む大舞台。昨年の世界選手権個人戦では男子ダブルスで日本勢64年ぶりの金メダルに輝いたサウスポーは「本当に世界チャンピオンになれるチームだと思っているので、全力で頑張りたいです。出させていただけるのであれば、自分のプレーをしたいです」と力を込めた。

(宮下 京香)

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