女優の黒島結菜が24日、大阪府・門真市内でFM大阪公開収録に参加し、主演映画「未来」(5月8日公開、瀬々敬久監督)への思いを語った。

 湊かなえ氏の同名小説の実写化。

主人公だけでなく、登場する人物それぞれが苦悩を抱えている本作。最初に原作を読んだ黒島は「すごい苦しくて辛い描写が多い。読み進めるのが大変だったんですけど、でも私が知らないだけで、こういった生活が日常にあるんだなっていうのをすごいヒリヒリと感じたので、大切に映画化したいなという気持ちでした」と振り返った。

 瀬々監督は映像化するにあたり、真唯子(黒島)を軸にしようと考えていたことを明かし「幼少の頃にお母さんに捨てられ、助けられたいと思っている側でありながら、成長して先生になった時には助ける側にもなるというか。黒島さんの凜(りん)としたしなやかな存在感がピタリとはまったなと思っています」と絶賛した。黒島も真唯子のキャラクターを通して未来を考えたそうで「今があるから、その続きで未来があって、この良い未来を今の私たちがどう作っていけるか、というところがとても大事なんじゃないかな。自分だけじゃなくて、他者に目を向けてみんなで支え合っていけるような世の中になったらいいなと思います」とほほ笑んだ。

 20年後のわたしから手紙が届くことから始まるストーリー。大切にしている言葉を質問された黒島は「父から手紙をもらった時があって、その中に『また仕事したいと思ってもらえる人になりなさい』っていう風に書いてあった言葉ですね」とニッコリ。本作では奈良県での撮影もあり「走りましたね。空が広くて立っているだけでも深呼吸したくなるような、気持ちのいいところで撮影ができたのはすごく良かったです」と笑った。

 この日の模様は、5月3日午後7時からFM大阪で放送される。

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