ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで日本史上初めて金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が28日、都内で引退会見に臨んだ。ともに17日に、SNSで引退を発表していた。

三浦は白のジャケットとスカート、木原がグレースーツにネクタイ姿で登場した。三浦のあいさつが始まると、木原がさっそく号泣。三浦が「泣かないで、泣かないで」と笑顔でなぐさめた。

 これまでの競技生活を一言で振り返ってほしいと頼まれたりくりゅう。三浦はやや困惑した顔で天を仰ぎながらしばらく考えた後、「『努力』かな」と回答。「お互いがペアを始めて、それまでの道順での努力であったり、そういったものがなければ、私たちはペアを結成することもなかった。結成してからもお互いが、お互いのために努力をし合えるそういった仲になった。つらいことも2人で乗り越えてきた。それがあったからこそ、オリンピックで金メダルを取ることができたのかなというふうに思います。だから私は努力かなって思っています」と答えた。

 木原は三浦の言葉をうなずきながら聞き、自身も「同じになってしまうんですけれども『努力』かな」と話した。「お互いが努力している姿を見てきた。

お互い見せてない部分もあったかもしれないんですけど、本当に一生懸命やってきた姿ってのは分かっている。それがなければ、今の自分たちはここに座っていることができなかったと思いますし、本当にその努力の一言かなっていうふうに思います」と同様の回答をした。

 年齢は9つ離れているが、トライアウトの時から「雷が落ちた」と話すほど、息ぴったりのりくりゅう。7年間のペア生活で培った思いは同じだったようだ。

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