◆JERAセ・リーグ 巨人2―3広島(30日・東京ドーム)

 広島は、鮮やかな逆転勝利で9カードぶりに勝ち越した。開幕3連戦(マツダ)で中日に3連勝して以来。

東京Dでの巨人戦も24年8月20~22日以来の勝ち越しとなった。

 0―2で迎えた8回2死一、二塁から、坂倉将吾捕手がチーム2安打目で試合をひっくり返した。制球に苦しむルシアーノに対し、3ボールから強振。角度41度という飛球が、飛距離107メートル(データはNPB+)で右翼席に着弾した。28日のカード初戦以来の3号3ランで貴重な勝利をもたらした。

 先発・ウイットリーには大苦戦した。6回の1イニング3四球を含む計5四球を選びながら、6回無安打無失点の好投を許した。前回対戦(7日・マツダ)では6回までに5得点を奪って勝利。その試合で2ランを浴びせた大盛も、2打席2三振。5回までに10三振を奪われた。

 無安打のまま迎えた0―1の7回2死一塁。ドラフト1位・平川蓮外野手が2番手・中川に痛烈な中前打を浴びせ、ノーノーを阻止。

これまで右打席で8打数4三振と苦しんでいた両打ちルーキーにとって“右初安打”だった。

 一方の先発・玉村は、2回1死一、三塁から増田陸の中犠飛で先取点を献上し、5回1失点で降板。今季初先発を白星で飾ることはできなかったが、黒星は免れた。6回は高が無失点でつないだが、7回に3番手・森浦が、増田陸のソロで痛恨の2点目を奪われていた。1点リードとなった8回はハーン、9回は中崎が締めくくった。

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