競泳の今夏の日本代表の練習が1日、都内で行われ報道陣に公開された。倉沢利彰競泳委員長が取材に応じ、4月27日に代表辞退が発表された24年パリ五輪代表の松山陸(ガスワン)について、「行動規範に違反があった」と説明した。

詳細については明かさなかったが、3月に行われた1次合宿の際に違反があった。犯罪行為ではないとし、「チームジャパンの一員としてふさわしくない行動だった。誰が見ても代表選手としては不適切」と厳しい口調で語った。代表辞退は松山本人から申し出があり、受理された。

 倉沢氏は事態を重く捉え、監督という立場から「チームとしてふさわしいのか」を日本水連の常務理事に上申。処分として今年度の強化事業への参加禁止とハイスポーツセンター施設の無期限利用停止と処分が下された。2次合宿初日の同25日のミーティングで「二度とこのようなことがないように。選手たちが自覚を持ち、自分の範疇(はんちゅう)で判断して練習に励んでほしい」と選手たちにメッセージを送ったという。

 松山は24年パリ五輪で混合400メートルメドレーリレーに出場。池江璃花子らとチームで8位入賞。今年3月の日本選手権では男子50メートル背泳ぎで優勝。100メートルでも3位に入り、8月のパンパシフィック選手権(米アーバイン)、9月の愛知・名古屋アジア大会で代表に選ばれていた。

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