OSK日本歌劇団は4日、娘役トップスターの千咲えみ(ちさき・えみ)が来年2月の主催公演をもって退団すると発表した。千咲は2013年の創立90周年記念公演「レビュー 春のおどり」で初舞台を踏み、18年から娘役筆頭として中核的な役割を担ってきた。

21年4月に娘役トップスターに就任し、同年9月からは同期の現トップスター・翼和希(つばさ・かずき)とともに劇団をけん引。昨年のシンガポールおよび英国公演、さらに同年11月から今年2月にかけての全国巡業公演など「国内外に向けて劇団の芸と精神を発信し、その知名度向上に大きく寄与しました」(同劇団)という。

 さらに千咲について同劇団は「伸びやかで透明感のある歌声、確かな表現力、そして流れのある力感あふれるダンスによって作品世界に自然な深みと広がりをもたらし、OSKらしい娘役像を体現し続けてきました」と貢献をたたえている。

 卒業公演は来年1月21~25日に大阪・森ノ宮のクールジャパンパークオオサカTTホールで、同2月11~14日に東京・東池袋のサンシャイン劇場で上演する主催公演「グランドレビュー(仮)」。

【今後の予定】

▼5月 カネヨシプレイス大ホール「愛知県みよし市公演」

▼7月 博多座「レビュー 夏のおどり『たまきはる 命の雫/Silenphony』」

▼9月 仙台銀行ホールイズミティ21「こ~ぷ文化鑑賞会」

▼10月 よこすか芸術劇場「トップスター 翼和希REVUE SHOW!」

▼同 Singtel Waterfront Theatre(シンガポール)「トップスター 翼和希REVUE SHOW!」

▼11月 浅草花劇場「翼和希ライブ」

▼来年1月 クールジャパンパーク大阪TTホール「グランドレビュー(仮)」※卒業公演

▼同2月 倉敷市芸文館「トップスター 翼和希REVUE SHOW!」

▼同 サンシャイン劇場「グランドレビュー(仮)」※卒業公演

 ◆千咲 えみ(ちさき・えみ)1月1日、東京・調布市出身。2011年4月、OSK日本歌劇団研修所に89期生として入学。12年2月、太鼓歌劇「ブラインド」に舞台実習生として出演。13年4月、OSK日本歌劇団入団。同月の日生劇場・大阪松竹座「レビュー 春のおどり~『桜咲く国』桜絵草紙/Catch a Chance Catch a Dream」で劇団員として初舞台。21年4月、トップスター・楊琳(やん・りん)の就任に合わせ、舞美りら(まいみ・りら)とともに娘役トップスター就任。

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