◆第27回兵庫チャンピオンシップ・Jpn2(5月6日、園田競馬場・ダート1400メートル、稍重)

 3歳春のダートグレード競走に11頭(JRA5、地元4、大井1、高知1)が出走して争われ、1番人気で戸崎圭太騎手騎乗のサトノボヤージュ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父イントゥミスチーフ)が、好位から直線で差し切り、重賞初制覇をマークした。勝ちタイムは1分28秒1。

JRA勢は25年連続勝利となった。

 レースは果敢にダッシュを決めた3番人気のエコロレーヴがハナを切って後続を大きく離す展開に。3番手で進んだサトノボヤージュは3角過ぎから一気にスパート。直線では内から伸びてきたトウカイマシェリと併せ馬の形で猛追する。残り100メートル付近で逃げ馬をとらえると、併走してきたトウカイマシェリも突き放し、半馬身差でゴールを駆け抜けた。2着は4番人気でJRAのトウカイマシェリ(鮫島克駿騎手)、さらに2馬身離れた3着は6番人気で大井のゼーロス(笹川翼騎手)だった。

 同馬は昨年6月の芝コースで行われたデビュー戦こそ2着だったが、その後は一貫してダート路線を歩み3連勝。前走のサウジダービー(サウジアラビア)は初の海外遠征で慣れない環境に戸惑いながらも、日本馬最先着となる3着と能力の高さを示していた。

 戸崎圭太騎手(サトノボヤージュ=1着)「人気も1倍台(単勝1・7倍)で、応えられてホッとしています。(サウジアラビア帰りでしたが、)雰囲気はすごくいい感触で、返し馬も状態はいいなと思いました。(最内枠?)そこが一番ポイントと思っていました。内側を走りたくなかったので、どこかで出せたらと思っていましたが、ばらけたので外にうまく出すことができましたし。

4角前くらいから(逃げた)エコロレーヴも怖いなと思い仕掛けを早めたんですが、(トウカイマシェリに)来られてからも反応できていたので、馬のおかげだと思います。(距離適性について)乗りやすい、競馬もどこからでもできる馬なので、そのあたりの幅も広げられたらと思います。初めて乗せてもらった時から能力を感じていましたし、重賞を勝つことができましたし、今後、期待出来る馬だと思っています」

編集部おすすめ