卓球 世界選手権団体戦 第8日(5日、英ロンドン)

 3戦先勝の決勝トーナメント準々決勝が行われ、張本智和(トヨタ自動車)、松島輝空、戸上隼輔(井村屋グループ)で臨んだ世界チームランク4位の日本男子が、22年大会銅以来、2大会ぶりのメダルを確定させた。2日のリーグ戦の初戦で2―3で敗れた同5位の宿敵・ドイツに3―1で雪辱し、9日の準決勝に進んだ。

 第1試合でシングルス世界ランク3位のエース・張本智が、B・ドゥダに3―0で快勝。一気に流れを引き寄せると、第2試合では同8位の松島が同10位のドイツエース、D・チウと再挑戦。第1ゲーム(G)は5―11で落としたが、第2Gでは左利きの右に横回転をかけるYGサーブを使い、流れを変えた。接戦の第3Gは10―10からサーブ3球目の強烈なフォアドライブを決めると、ゲームカウント3―1で逆転勝ち。ダブルエースでメダルに王手をかけた。

 第3試合はドイツ1部「ブンデスリーガ」で腕を磨く戸上だが、P・フランチスカに1―3で敗れた。2―1の第4試合は張本に託された。相手のチウにはリーグ戦では各ゲームで接戦を演じたが、0―3で敗れていただけに、エース対決に燃えた。第1Gは8―10からバック対バックのラリーを制するなど逆転し、12―10で先取。第2Gも13―13からラリーでフォアを振り抜いた。最後はレシーブエースでともに接戦を制し、2Gを連取した。第3Gもチウの粘りに応戦。

セット序盤からリードを広げて、エースがメダルをたぐり寄せた。

 前回24年釜山大会では、準々決勝で11連覇の中国に敗れ、メダルに届かなかっただけに、悔しさをぶつける舞台。9日の準決勝ではスウェーデンと台湾の勝者と対戦する。1969年大会以来、57年ぶりの金メダル獲得に突き進む。

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