「リング」「らせん」などでのホラー小説で知られる作家の鈴木光司(すずき・こうじ、本名・晃司=こうじ)さんが8日午後5時ごろ、病気のため都内の病院で死去した。68歳だった。

 鈴木さんは静岡県・浜松市出身。1990年に「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。91年刊行の「リング」で人気を集め、続編「らせん」は映画化されて大ヒット。人気キャラクター「貞子」が登場する映画「リング」(中田秀夫監督)は松嶋菜々子真田広之中谷美紀ら、「らせん」(飯田譲治監督)には佐藤浩市、中谷、真田らが出演し、ジャパニーズホラーブームを巻き起こした。

 人気作家の訃報に文学界もショックを受けているが、今年は2月1日にアサヒ・スーパードライのCMなどでも知られる作家、ジャーナリストの落合信彦さんが84歳で死去。3月3日には「ねじ式」「無能の人」などで知られる漫画家・つげ義春さんが88歳で死去。3月13日には「おれがあいつであいつがおれで」などで知られる児童文学作家・山中恒さんが94歳で死去。4月5日には「たんま君」「丸かじり」シリーズなどで知られる漫画家、エッセイストの東海林さだおさんが88歳で死去している。

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