◆第48回新潟大賞典・G3(5月16日、新潟競馬場・芝2000メートル)=5月12日、美浦トレセン

 重賞初制覇を目指すトーセンリョウ(牡7歳、美浦・加藤征弘厩舎、父ディープインパクト)には、偉大な父の記録更新がかかる。ディープインパクト産駒のJRA重賞勝利は25年京都大賞典(ディープモンスター)が最後。

カタールのアミールトロフィー・G2でディープモンスターが勝ったが今年、国内ではまだ勝っていない。勝てばサンデーサイレンスなどに並ぶ17年連続(最長はクロフネ、パーソロンの19年)となり299勝目(サンデーサイレンスの311勝に続く2位)。現役産駒が少なくなっている今、この馬にかかる期待は大きい。

 中間の調整で大きな変化があった。脚元を考慮し、これまで坂路主体での調整だったが、2年7か月ぶりにWコースでの調教を取り入れた。加藤征弘調教師は「年齢も年齢なので」とより負荷をかけて勝負に挑む。

 今回が3度目の重賞挑戦。24年の中日新聞杯は4着、昨年のエプソムCは3着と善戦している。広く直線の長い新潟コースは、末脚が武器のこの馬向きだ。トレーナーは「状態自体は悪くない」と仕上がりに手応え。7歳の古豪が、初コンビの斎藤新騎手=栗東・フリー=を背に、父へ重賞タイトルを贈る。

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