モデルのUTAが、Netflixシリーズ「ガス人間」(7月2日独占配信、片山慎三監督)で俳優デビューを飾ることが13日、発表された。演技初挑戦で、ガス人間の大役に抜てきされたUTAとはどんな人物なのか―。

 UTAは、俳優・本木雅弘とエッセイスト・内田也哉子夫妻の長男で、現在28歳。身長190センチ超えのスタイルやエキゾチックな顔立ちで注目され、2018年にはパリコレ・デビューしている。

 モデルとして世界のランウェーを歩いているが、学生時代はバスケットボールに打ち込んだスポーツ少年だった。高校は米国の名門IMGアカデミーに進学。米大学時代には、バスケ男子日本代表を選抜する合宿に招集されるほどの実力を誇った。

 一方、将来を選択する中で、スカウトや周囲の勧めでモデル業への挑戦を考えるように。2022年にスポーツ報知の取材に応じた際には「祖母(=樹木希林さん)から、『服を着ることは自分をより客観的に見ることにつながる。それは人生にとって大事な経験になる』と言われ、心を決めました」と希林さんの言葉に背中を押され、モデルの道へ進んだことを明かしていた。

 最もなじみのある言語は「英語」で、フランス語なども堪能なマルチリンガル。幅広いフィールドを舞台に戦える可能性を秘めながらも、役者挑戦には冷静な思いもあった。22年の本紙の取材には「最近は(芝居に)興味を持ち、ワークショップに通って演技の勉強もしています」と告白。「ただ、両親からは『決して甘い世界ではない』と強く言われています。

勉強してみると、その言葉の意味も、覚悟のいる世界だということもよく分かります」と語っていた。

 地に足をつけてモデルとして活動する中、「ガス人間」での俳優デビューが舞い込んだ。作品関係者によると、「色のついていない真っ新(まっさら)な役者」であることが抜てき理由だという。UTAが演じるのは、生放送中のテレビ番組で起きた、人間が突如として膨張し爆死するという前代の殺人事件の犯人・ガス人間。自らの身体を自在にガスへと変化させ、あらゆる障壁をすり抜ける。

 神出鬼没で謎の多い難役に新星がどのような表現で挑むのかー、期待は高まるばかりだ。

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