J1鹿島は15日、ホーム・メルカリスタジアムでGK早川友基(27)の北中米W杯日本代表メンバー選出に伴った記者会見を行った。

 昨季J1優勝・鹿島の守護神で同年のJリーグMVPの早川が初めてW杯メンバーの切符を手にした。

世代別代表の経験が一度もなく、中学時代は控え。森保ジャパン初招集から約1年弱でのW杯メンバー選出と、成り上がりのサッカー人生で夢舞台の切符をつかんだ27歳は「ホッとした。今まで日本代表の遠征がある度に呼ばれるかどうか、どきどきしていた。毎回の活動で結果を残すことが次につながると思っていた。今回はやれることをやった中で選ばれた。身が引き締まる思いです」と胸をなでおろした。

 国内組は過去最も少ない3人(早川、大迫敬介(26)=広島=、長友佑都(39)=FC東京=となったが、早川は昨年7月の東アジア選手権で初めて招集されてから約1年弱での代表選出。昨年11月のガーナ、ボリビア戦で2戦連続完封勝利に貢献するなど、短い期間でもしっかりとアピールし、森保監督のハートを射抜いた。

 鹿島からの選出は18年ロシア大会のDF植田直通、DF昌子源以来、2大会ぶり。GKでは02年日韓大会の曽ヶ端準以来24年ぶりだ。鹿島は過去8大会で16人のW杯日本代表メンバーを輩出し、クラブ別で歴代最多となっているが、GKがW杯のピッチに立ったことがなく、“未達の領域”だ。「曽ヶ端コーチとも話したが、W杯に出るだけでいろんな評価や影響がある。

そういった意味では、チームの結果のためにも試合に出て自分が積み上げてきたものを出したい」と力をこめた。

 「目標は優勝。そこはもちろんぶれていない」と早川。遅咲きの27歳が日本を最高の結果へ導く。(綾部 健真)

編集部おすすめ