左足首を痛めていた大関・安青錦が7月の名古屋場所(IGアリーナ)で関脇に転落することが15日、決まった。両国国技館で取材に応じた師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)が、初日から休場していた弟子について、「無理はさせられない」と今場所の全休を明言。

7勝8敗だった春場所に続いて2場所連続の負け越しとなる。新大関から在位3場所での陥落は名寄岩、三重ノ海と並び昭和以降2番目の短さ。ただ、来場所10勝以上すれば特例で大関に復帰できる。

 安治川親方は「来場所は10勝ではなく、優勝を目指す。安青錦らしい相撲がしっかり取れるように、私が判断した」と説明した。ギリギリまで再出場の可能性を模索した安青錦も「わかりました」と答えたという。6月のパリ公演などは参加する方針。同親方は「大関としての役目を果たせるようにやっていく」とも話した。

 安青錦は場所前の荒汐部屋への出稽古で左足首を負傷。「左足関節捻挫、左足関節外側じん帯損傷」の診断書を提出した。全休の決断について八角理事長(元横綱・北勝海)は「師匠が判断したことで、これで良いのではないか。来場所に向けて大事なことは稽古をすること」と、復活を期待した。

(大西 健太)

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