◆米大リーグ パイレーツ―フィリーズ(15日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 フィリーズのK・シュワバー外野手(33)が敵地・パイレーツ戦に「2番・DH」で先発出場。2試合連続の19、20号を放つなど5打数3安打5打点の活躍を見せた。

20号に一番乗り。本塁打王争いでリーグ2位のオルソン(ブレーブス)に6本差、メジャー全体でも2位のジャッジ(ヤンキース)に4本差と独走態勢に突入した。昨季55本塁打した大谷翔平ドジャース)には13本差もつけた。

 56本打った昨季の20号はチーム64試合目。それに比べ今季は45試合目と超ハイペースで162試合に換算すると72本となり、B・ボンズ(ジャイアンツ)が2001年に作った73本のシーズン記録も狙えそうな勢いとなってきた。

 19号は5回2死一塁、右腕アシュクラフトのカウント2―1からの97・7マイル(約157キロ)の直球をとらえると、打球は角度39度と舞い上がり右中間スタンドに吸い込まれていった。

 20号は6回2死一塁、左腕モンゴメリーの初球の直球を今度は中堅左のブルペンにたたき込んだ。1本目が400フィート(約122メートル)、2本目はそれを上回る408フィート(約124メートル)とともに完璧なアーチだった。

 最近8戦9発となったが、マッティングリー監督代行になってから17戦11発。チームは13勝4敗と主砲の一発でナ・リーグ東地区の本命がやっと本領を発揮し始めてきた。

 昨季は自己最多の56本塁打、132打点をマークした主砲。FAとなるも5年1億5000万ドル(約235億3000万円=当時のレート)で残留した。

タッカー(ドジャース)を始め大型契約を結んだ大物FA野手は新天地などで苦労している中、シュワーバーだけは昨季の勢いを上回る活躍を見せている。

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