テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は21日、熊本県の芦北町の漁港で名産のタチウオの漁獲量が激減していることを報じた。

 番組では芦北町を現地取材。

芦北産のタチウオは「田浦銀太刀(たのうらぎんたち)」と呼ばれ名物となっている。激減の背景に周辺の海に昨年から百頭以上イルカが現れ地元の漁師はタチウオが食べられている可能性があると話していることを伝えた。また、専門家を取材し漁獲量の激減とイルカの存在についての因果関係は慎重に考えた方がいいとの見解も報じた。

 スタジオでは、2024年の1~4月の漁獲量は8万551キロ、25年の1~4月が3万908キロだったが今年は4月までに7キロと激減したことを紹介した。また、VTRとは別の専門家が激減の理由をイルカの捕食だけでなく「温暖化の影響などで魚たちの生息域が変わっている可能性もある」との意見を伝えた。

 九州の海で起きている異変にコメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「海水温の上昇もですね、表面部分だけじゃなくて、ちょっと深いところまで上昇が始まっているっていう話は、去年も聞いているので。そうなると、魚に対する影響は、やっぱり大きく出てくるんだろうと思いますね」と示した。

 その上で「タチウオ、僕、毎年、ちょうど今ぐらいの時期かな?釣りに行ってるんですよ。東京湾で」と明かし「かつて東京湾でのタチウオっていうのは、夏から秋しかとれなかったんですって。ところが、今、通年で釣れるんですって。それは、やっぱりその温かくなってですねの海が。それで湾の中までタチオが入ってこれて、さらに定着をしている、と。

だから釣りに行くとですね、もうタチウオ釣りの船がもう20隻ぐらい、1か所に集まっていて。それで、ひょいひょいひょい釣れるんですよ」と自身の経験を披露した。

 続けて「で、かつて、その西、南の方の魚、例えば、ブリなんかね、あの宮城県でとれるようになったとか。タイも宮城県でいっぱい釣れるようになったとかね」とし「だから、大きな影響があるのは、どちらかというと、海水温の方かなと思いますけどね。はい、いるかも多少影響があるかもしれないませんけれども、やっぱり気候変動の問題なのかなというふうに思います」と指摘していた。

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