女優の由美かおる(75)が30日、東京・池袋シネマ・ロサで行われた映画「小春日和~Indian Summer~」(松本動監督)の公開記念舞台あいさつに、主演の水村美咲らと出席した。

 まだ15歳だった1966年に、深夜放送の草分けとなった日本テレビ系「11PM」でデビュー。

今年で芸能生活60周年を迎え、映画出演も48年ぶりとあって出演者からサプライズで花束が贈呈された。由美は感謝の面持ちで「出会いがとても大切だと思っています。学べること、いいことを取り入れて乗り越えていける強い力を誰でも持っている。決して諦めないで、前向きに楽しくチャレンジして進んでいけたら」と観客に呼びかけた。

 今作では自身初となるおばあちゃん役を演じ「とっても楽しかった」と笑顔。オファーを受けた理由について「15歳から70代になって、若いときには分からなかったこともある。自分も衰えていく。若い方を育てるために、本当のことが言えるおばあちゃんの役をやってみたいと思った。今、叱ってくれる人が少ない」と語った。

 主題歌「とまり木」も担当した今作の撮影現場。「職人肌のような素晴らしいエネルギーを感じた」と感慨を口にした。

 86年から2010年までレギュラー出演したTBS系時代劇ドラマ「水戸黄門」では、疾風のお娟(えん)役としての入浴シーンでおなじみだった。

「小春日和」でも入浴シーンを提案されていたら受けていたかを聞かれると「若い方にお譲りいたします」と照れていた。

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