5月30日の京都9R・鳳雛S(3歳オープン、ダート1800メートル=9頭立て)は実業家の堀江貴文氏(名義はSNSグループ株式会社)がオーナーで、単勝1・8倍と圧倒的1番人気だったイッテラッシャイ(牡3歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ミスチヴィアスアレックス)が逃げ切り、オープン初勝利を挙げた。勝ち時計は1分50秒1(良)。

 道中は先手を奪ったが、2番手のソルチェリアにピタリとマークされるような形。しかし、直線では突き放し、後方から差を詰めてきたビービークローサーの追撃も3/4馬身差封じ込み、危なげない内容だった。

 斎藤新騎手=栗東・フリー=は「本当に今日は馬が強かったです。まだ力んでいるので、展開的に楽でもなかったですけど、優秀な時計。まだまだ成長すると思うし、これからに期待したいです」と高く評価した。

 堀江オーナーにとっては大きな勝利だ。馬券をよく買っていた頃に大好きで、1993年マイルCSを勝ったシンコウラブリイの血を探し、たどり着いたのが、その孫でイッテラッシャイの母になるノルウェーノモリという牝馬だった。「ミスチヴィアスアレックスがいいよということで種付けしてもらった。(父は)ダート短距離を狙っての種付けですが、(1800メートルは)シンコウラブリイの得意距離。その血統が結構生きているみたいな、ね。京都も唯一のG1勝ちをしているように強かったですから」と喜びをかみしめる。馬体からも、その面影を感じるという。

 今後は休養に入るが、秋にはジャパンダートクラシック(10月7日、大井競馬場・ダート2000メートル)など、さらなる高みを見据え、調整していく方針だ。

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