今週から東西で2歳馬の新馬戦がスタートする。3回東京開催の開幕週にスタンバイしている関東の注目株は、21年年度代表馬で新種牡馬エフフォーリアの産駒ジョドレルバンク(牡、美浦・武井亮厩舎)だ。

まだ1歳だった昨年のこの時期から素材の良さを評価していた武井調教師をして、「この馬でダービーに行きたいです」と言わしめるほどの逸材だ。

 早くも視線は来春のクラシックを見据えている。東西の注目新馬が集う7日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル)で、名手・レーン騎手を確保していることからも期待度の大きさがうかがえる。指揮官は「めちゃくちゃいいので、すごく期待しています。能力、体力、センスもあるし、メンタルもいい。本当に言うことがない」と、デビュー前から特に課題が見当たらないことを強調する。

 3月25日と早い時期にゲート試験に合格して、その後は放牧を挟んで5月5日に帰厩後は順調に乗り込まれてきた。美浦・Wコースでの1週前追い切りは、6ハロン81秒5―11秒3をマークして、追いかけた格上の古馬ハーツコンチェルト(6歳3勝クラス)に1馬身先着と、非凡な脚力をアピール。武井師は「水準はすごく高いんですけど、体はまだ成長する余地を残している。ここまで順調にきたし、これからも順調にいってほしいです」と、器の大きさにうなる。25年の日本ダービーなどG1・4勝を誇るクロワデュノールを叔父に持ち、血統の良さも折り紙付きだ。(坂本 達洋)

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