女優の河合優実(25)が2028年度前期のNHK連続テレビ小説「ほんのモキチ」の主演に決まった。放送開始までは約1年10か月の期間があり、近年では異例の早さ。
同作は、歌人で医師の斎藤茂吉とその妻・輝子の”朝ドラ史上最も不仲な夫婦”の物語が描かれる。4日、会見に登場した河合は「このような場所に立たせていただけることになり、関係者の皆さんといつもささえてくれてる家族友人、これまでの作品を見てくれた視聴者、観客の方全てのご縁が繋がってこの場に立てていると思う。精一杯やります」とあいさつした。今回の河合はオーディションではなくキャスティング(オファー)で決定。制作統括の板垣麻衣子氏は河合を「並外れた演技力を持つ」と称賛。「笑いに溢(あふ)れた明るいタッチの宮藤さんの作風は朝のドラマにとてもマッチしていると思い、オファーしました」とコメントしている。
朝ドラ主演の発表はこれまで、放送開始から1年~1年2、3か月前に発表されることが多かった。しかしここ数年は徐々に早まる傾向がある。直近では、2025年11月に制作&ヒロインが発表された27年度前期「巡(まわ)るスワン」の森田望智は、放送開始1年5か月前の発表だった。その一つ前となる26年度後期「ブラッサム」の石橋静河も同じく、放送開始1年5か月前となる2025年5月に発表された。
朝ドラ主演の発表には2パターンある。
もう一つのパターンは、制作のみを先に発表し、その数か月後に主演を発表するという順番。直近の例でいうと25年後期「ばけばけ」は24年6月12日に制作が発表され、同年10月29日にヒロインの髙石あかりが発表された。最近では25年前期「あんぱん」(今田美桜)、23年後期「ブギウギ」(趣里)、22年後期「舞いあがれ!」(福原遥)もそうで、このパターンは主演の発表が遅めの傾向がある。
過去10年の計19作品(27年後期は制作&主演ともに未発表)の発表時期と比べると、1年10か月前での主演発表は異例の早さと言える。
ちなみに朝ドラは現在、見上愛、上坂樹里がダブルヒロインを務める「風、薫る」を放送中。同年後期は「ブラッサム」(主演・石橋静河)、27年前期は「巡(まわ)るスワン」(主演・森田望智、脚本・バカリズム)に決まっている。27年後期はまだ発表されておらず、異例の1本飛ばしの発表となった。
【過去10年のNHK朝の連続テレビ小説主演】(カッコ内は主演発表時期)※は先に制作を発表。
2018年前期「半分、青い。」永野芽郁(10か月前)※
2018年後期「まんぷく」安藤サクラ(7か月前)※
2019年前期「なつぞら」広瀬すず(1年5か月前)
2019年後期「スカーレット」戸田恵梨香(8か月前)
2020年前期「エール」窪田正孝(1年1か月前)
2020年後期「おちょやん」杉咲花(1年前)
2021年前期「おかえりモネ」清原果耶(9か月前)
2021年後期「カムカムエヴリバディ」上白石萌音&深津絵里&川栄李奈(3人同時で8か月前)※
2022年前期「ちむどんどん」黒島結菜(1年1か月前)
2022年後期「舞いあがれ!」福原遥(11か月前)※
2023年前期「らんまん」神木隆之介(1年2か月前)
2023年後期「ブギウギ」趣里(1年前)※
2024年前期「虎に翼」伊藤沙莉(1年2か月前)
2024年後期「おむすび」橋本環奈(1年2か月前)
2025年前期「あんぱん」今田美桜(1年2か月前)※
2025年後期「ばけばけ」髙石あかり(1年前)※
2026年前期「風、薫る」見上愛&上坂樹里(先の見上が1年3か月前)
2026年後期「ブラッサム」石橋静河(1年5か月前)
2027年前期「巡るスワン」森田望智(1年5か月前)
2027年後期 未発表
2028年前期 「ほんのモキチ」河合優実(1年10か月前)

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