7代目三遊亭円楽、三遊亭萬橘が4日、東京・池之端しのぶ亭で会見を行い、「五代目円楽一門会~新体制発足記念落語会~」(8月20・21日、東京・有楽町朝日ホール)を開催することを発表した。

 全3公演。

同20日昼公演の主任は、一門きっての実力派・三遊亭兼好が務める。ゲストに日本テレビ系「笑点」の司会・春風亭昇太、立川談春が登場する。同日夜公演の主任は三遊亭萬橘で、ゲストは桂文枝、神田伯山。21日夜公演は円楽が主任で、円楽の父親で、「笑点」メンバーの三遊亭好楽も登場。柳亭市馬と円楽の盟友・春風亭一之輔がゲスト出演する。

 4月1日付で円楽が会長、萬橘が副会長に就任し、初めての一門の一大イベント。円楽は「世間に向けて大きな花火を打ちたい。(三遊亭)円朝師匠の命日が8月11日、円生師匠の命日が9月3日。その間に『今でも我々一門がやっていますよ』と伝えられるようにスケジュールを選びました」と明かした。

 4月1日に開催された新体制お披露目会見で萬橘が「山手線内で落語会」と目標を掲げたことをきっかけに、円楽がすぐに会場押さえに奔走。ゲストも落語協会、落語芸術協会、落語立川流、上方落語の中心メンバーが集結し、「我々一門以外の4派から精鋭、人気者の方が花を添えて下さるので、ありがたいです。バランスもものすごく考えました。

自宅や出ている会に伺って、お願いしました。年内でこの顔付けができたことが奇跡」と胸を張った。

 一方の萬橘は円楽のフットワークの軽さに仰天した様子。「マジかよ、と思いました。意思疎通はしていましたけど、そのスピード感で決めてくるとは思いませんでしたので。来年の春がベストと思っていた。まさか夏とは。文枝師匠を呼ぶということを一門のためにやる、さらにこのスピードでやる。他の落語界にこういう人いますか?いないと僕は思いました」と感心していた。

 今後の課題について、落語を見ていない層への浸透を挙げた円楽。「以前、(笑福亭)鶴瓶師匠に『ライバルって誰ですか?』って聞いたら、『SMAPと勘三郎だ』って。その気概がないと大きくならない」と話した。

報道陣から自身のライバルを問われると、「市川團十郎。梨園(りえん)は同い年多くて。(8代目)尾上菊五郎さんや松たか子さんも。むこうは僕のことを知らないと思いますが…、(1977年生まれを集めた)ルーツ77をやってみたい。いつか発起人として頑張ってみたいですね」と掲げた。

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