J2ジュビロ磐田の三浦文丈監督(55)の今大会限りでの退任が決定的となったことが6日、分かった。三浦氏は、今季就任した志垣良前監督(46)の退任に伴い、4月22日からヘッドコーチから緊急昇格した。

プレーオフラウンドも含めて9試合で4勝5敗(PK戦勝利は1、負けは3)。プレーオフ第2戦直前まで、クラブは続投か監督交代で悩んでいたが、新シーズンでのJ1昇格のために決断した。

 この日行われた明治安田J2・J3百年構想リーグプレーオフラウンド第2戦は、PK戦の末に連敗を喫した。チームはJ2、J3全40クラブ中32位でシーズンを終えた。指揮官は試合後に、ゴール裏のサポーターに向け、選手やスタッフと共に長時間深く頭を下げた。けが人が続出し、ベンチ入り上限の20人を満たせない18人で臨んだが、高校生JリーガーMF西岡健斗(17)を先発させるなど、若手を起用した。「ハーフシーズンの最後の試合で連敗。本当に悔しいし、申し訳ない。自分に責任があります」。会見中に何度も「来シーズンに生かしてほしい」という言葉を口にした。

 後任候補についてはすでにリストアップを進めているものの、現時点で正式オファーには至っていない。近年の磐田はJ1とJ2を行き来する不安定な戦いが続いており、14~19年まで指揮を執った名波浩氏(現日本代表コーチ)以降、長期政権を築けていない。

次期監督が就任すれば、この8年間で14人目の指揮官となる。クラブは悲願のJ1定着へ向け、監督交代の負の連鎖に終止符を打てる存在を求めることになる。

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