秋元康氏がプロデュースする男性アイドルプロジェクト「Cloud ten」の碩大翔(せき・やまと)が、活動開始から約1か月を迎えた。東京・台場の専用劇場がオープンする8月2日に向けて、現在は関東各地の商業施設でお披露目イベントを開催中。

「Cloud tenの顔になりたい」との思いを胸に、日々奮闘している。

 12年のサッカー経験を持つスポーツマンらしく、誰とでも明るくはつらつとした振る舞いで接するナイスガイ。50メートル走6秒1、シャトルラン140回の脚力を誇り、イベントでは「グループ一のスピードスター」のキャッチフレーズとともに自身の名を紹介する。日を追うごとにファンの数は増えており「それが原動力となってダンスレッスンやボイストレーニングに励むことができています」と声を弾ませた。

 もともとは商社で貿易関連の仕事に就くことを夢見る大学生だった。今年2月からオーストラリアへ留学することも決まっていたが、昨夏に渋谷でオーディションの広告を目にし「めっちゃ面白そうだなと。やるしかないと思いました」と一念発起。芸能経験どころかオーディション自体も人生初だったが、サッカーで培った根性で合格をつかみ「覚悟を決めて留学のキャンセル費用も払いました」と新たな道に振り切った。

 歌もダンスも全くの未経験。全員で受けるレッスンの中で経験者メンバーとの実力差を感じ、4月から3か月限定で自ら授業料を払ってダンススクールにも通っている。

 幼い頃から大の負けず嫌い。これまでもサッカーや勉強において「2位とかでもめっちゃ悔しい。

負けるのが本当に嫌なんです」と常に頂点を狙い続けてきた。アイドルになっても変わることはなく「今すぐにでもダンスと歌が一番うまくなりたいという気持ちは常に持ち続けてる。いつかファンの人にも『一番うまいね』って言われるようになりたいです」と前のめりで話した。

 現在も大学に通っており、忙しさに拍車がかかっているが「サッカーのしんどさが10だとすると3くらい。体力的に全然余裕があるし、そんなにバテてない」と涼しげな顔を見せる。「授業料を払ってくれている親のためにも、大学は絶対に卒業します。こういう自分になれたのも勉強させてくれた親のおかげですし、そこはちゃんと卒業しようと思ってます」と背筋を伸ばした。

 その上で、目指すは「Cloud tenの顔になることです」と宣言。「このプロジェクトに興味を持ってない人もひきつけられるような存在になりたい。やるからには一番を目指さないと楽しくないですし、みんなを引っ張っていけるようなメンバーになりたいです」。トップアイドルになる姿しか想像していない。

◆碩 大翔(せき・やまと)1月7日、千葉県出身。

小1からサッカーを始め、12年間プレー。26年4月、Cloud tenのメンバーとして活動を開始。趣味は格闘技観戦、サウナ。好きな芸能人はNumber_iの平野紫耀。身長170センチ。

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