テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は10日、12日(日本時間)に開幕するサッカー北中米W杯を特集した。

 その中で日本代表がベース合宿地の米テネシー州ナッシュビル入りしたことを報道。

また、米国と戦闘が続くイラン代表に厳戒体制が敷かれるなど異例の事態となっていることも伝えた。

 さらに決勝戦のチケットがFIFA(国際サッカー連盟)公式サイトで高いもので3万5000ドル(約560万円)で販売されるなど高騰し物議を醸していることを紹介した。

 また、決勝戦でハーフタイムショーがW杯史上初めて実施されることも伝えた。シャキーラ、BTS、マドンナが出演を予定している。通常のルールではハーフタイムは15分を超えてはならないとしているが、ハーフタイムショーを行うため25分ほどになるのではと報じられ、米国メディアは「うんざりするような商業主義のひとつのあらわれに過ぎない」と指摘したことを伝えた。

 

 スタジオでは、チケットが高騰した要因を「ひとつ目がダイナミック・プライシング。需要に応じてチケットの価格が変動する制度がW杯で今回初めて導入されたという点。2つ目が再販売サイトの仕組みが変わりました。従来は購入価格以上で再販売、売ることはできなかったんですが、この価格設定に制限がなくなったということで、高い値段で売ることができるようにはなったということなんです」と解説した。

 その上でFIFAの公式サイトで決勝戦のチケット代は「前回のカタール大会では日本円でおよそ3万3000円からでした。ところが今大会、およそ33万円。ですから前回と比べてね、10倍ほど高騰しているということなんです。

え、これ昨日時点ですが、この決勝戦のチケット、高いものでは560万円という席もありました」と紹介した。また、テロ対策として米国土安全保障省がドローンでのテロ対策に1億1500万ドル(約184億円)を投入したことも報じた。

 コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、「商業主義」と指摘されているW杯に「この商業主義っていうのを分かりやすく言い換えると何だろうな?と思ったんですけど、需要があるんだったら、それをどこまでも金に換えてもいいじゃないかっていうのが商業主義っていうふうなものですよね」と示した。

 その上で「だけど、何でも全部金に換えてもいいって言えない部分があって。それが公共ってことなんですよね」とし「多くの人が楽しみたい…スポーツに関して、こういう国際試合みたいなものはね。W杯という名前が付くようなものは、やっぱり公共性があるんじゃないかっていうふうな考え方があるんですよね。だから、ユニバーサルアクセス権とかっていう話も出てくるんですけど」と指摘した。

 続けて「今回それで僕が『ああ、なるほどな』と思ったのは、DAZN Japanの笹本(裕)CEOが今回独占しないんですよ。(地上波の)テレビもやるんですよ」と紹介し「なぜかって言ったら、やっぱり多くの人にスポーツに触れてもらわないと、結局はスポーツの市場が縮小するんだ、というふうなことをおっしゃってる。なので、今回は、あのNetflix(ネットフリックス)がやったような独占っていうのはやらないでテレビも放送するっていうふうな方針にしたんですよね」と指摘した。

 今年春の野球の「WBC」は、Netflixが独占配信したが「確かにWBC振り返ってみると、独占されたというふうなことがあって。で、前回、テレビでも放送してた時と比べるとですね。

やっぱり盛り上がりに欠けたと思うんですよ。これ、もう事実だと思います。なので、やっぱりそこから学んでるところもあるんだなっていうふうなのがあって、いい話だなと思って僕は聞きましたけどね」とコメントしていた。

 さらに「これからずーっとWBCを何かが独占、独占ってしていくと、もしかすると、前回のWBCみたいな盛り上がりっていうのはもうないのかもしれないですね」と想像していた。

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