日本代表は、29日(日本時間30日)の決勝トーナメント(T)1回戦で王国・ブラジルと米ヒューストンで対戦する。W杯6大会目の取材というブラジルメディアのメンデル・ビドロウスキー記者(44)=ESPNブラジル=が27日に日本代表の練習が行われたナッシュビルでスポーツ報知の取材に応じた。
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ビドロウスキー記者は、1次リーグを1勝2分けで通過した日本の印象を「チームとして攻守の切り替えがとても早く、(オランダリーグで今季)得点王になった上田綺世という最高のストライカーがいる」と警戒した。「彼はジーコと関わりの深い鹿島でキャリアをスタートして影響を受けたのだろう。素晴らしい選手だ」と絶賛した。また森保監督が8年間の長期政権であるという点も強調。「ブラジルは22年にチッチ監督が退任後、アンチェロッティで4人目だ」と指摘し、“一貫性の日本”と“変化のブラジル”は対照的だと評した。
北中米大会の序盤はモロッコに引き分けるなど、ブラジル国民が喜ぶようなゲーム内容ではなかったと分析する。「3戦目のスコットランド戦(3―0)でようやく進化を見せたんだ。相手に強力なプレッシャーをかけて、うまくいった。次の日本戦はブラジル代表が本当に進化したのかを見るための重要なゲームなんだ」と語った。注目の選手として、4得点のFWビニシウス、3得点のFWクニャ、3戦1失点のGKアリソンの名前を挙げた。
昨年10月の親善試合(日本が3―2で逆転勝ち)で、ブラジルは14度目の対戦で日本に歴史的初勝利を献上。2点差を逆転されたのも、73年ぶりの非常事態だった。
ブラジルが仮にベスト32で敗退することになったら、国内はどういう状況になるのだろうか。ビドロウスキー記者は「それは大問題(huge problem)だね」と繰り返し、両手を挙げた。アンチェロッティ監督は2030年W杯まで契約を延長しており、「そうなったら、まさに危機(crisis)だ」と進退問題にも発展する可能性を指摘。もちろん、日本の「攻守の切り替え」も高く評価しながら「ブラジルはW杯優勝5回。(94年以降は)最低でもベスト8なんだから」と自信を見せた。試合のスコアは「ブラジルが2―1で勝つ。

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