パ・リーグ 日本ハム―西武(10日・エスコンフィールド)

 西武は日本ハムとの上位攻防戦初戦を制し、3位転落の危機をしのいだ。先発の武内夏暉投手は7回4安打1失点の好投を見せて1か月ぶりの6勝目を挙げた。

打線は相手エースの伊藤を打ちあぐねたが、桑原将志外野手が7回に値千金の同点ソロを放ち、逆転勝ちを呼び込んだ。

 中盤までは厳しい展開だった。0―0の3回。1死三塁のピンチで水谷の三ゴロに対して三塁走者の奈良間が絶好のスタート切って本塁に突入した。この打球を処理した渡部が一瞬ボールを握り直した後に本塁に送球するも、ボールは一塁側に反れてしまい、奈良間の生還を許した。6回までに3度先頭が出塁したが、後続が倒れて得点には結びつかなかった。

 嫌な流れを振り払ったのは桑原だった。0―1の7回1死。伊藤の初球のスライダーを仕留めた。打球は左翼席に吸い込まれる一発となった。出場34試合ぶりの3号ソロに「積極的に打ちにいった結果がホームランという形になって、同点に追いつくことができてよかったです」と満面の笑みを浮かべた。

 8回には防御率0・75(試合前時点)の島本から1死二、三塁の好機をつくると、ネビンが左犠飛を放ち勝ち越しに成功した。

 7月は7戦目でようやく2勝目。上位追撃へ、接戦をものにした“西武特急”がここから勢いの加速度を増していく。

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