◆第108回全国高校野球選手権 第9日 ▽2回戦 英明6―1大分商(13日・甲子園

 英明(香川)が5度目の夏の甲子園で初の2勝目を手にした。

 先発した背番号10の右腕・松本倫史朗(3年)が5回3安打無失点。

6回から救援した背番号1の左腕・冨岡琥希(こうき、3年)が4回を3安打1失点に抑え、チームを3回戦に導いた。

 大分商には今秋ドラフト候補で、投打二刀流の平田玲翔(れいと、3年)が名を連ねた。冨岡は6回先頭の平田から空振り三振を奪うと、8回も2死二塁でも空振り三振に仕留めた。8回の対戦を「真っすぐに強いっていうのはその前の球で分かっていたので、そこはまっすぐで押せないと思った」と冷静に振り返った。

 6点リードで迎えた最終回、抑えれば勝ちの場面で先頭打者が出ると、球場は大歓声に。「雰囲気がいつもと違い、そこでちょっと冷静さを失っていた」と聖地の異様な空気にのまれそうになった。だが「そこは高田(斗稀捕手、3年)が『笑顔で投げてこい』って言ってくれたので、自分もちゃんとスイッチが入ってしっかり気持ちが切り替えられました」と最少失点で切り抜けた。

 今春センバツ8強で唯一の3回戦進出となった。次戦に向けて冨岡は「強い相手を抑えられたが、相手によって特徴は違う。そこは次の相手でもしっかり見抜いて投げたい」と意欲を燃やした。

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