◆第108回全国高校野球選手権大会第9日 ▽2回戦 有明―長崎日大(13日・甲子園

 春夏通じて初出場の有明(熊本)が、2回戦の長崎日大戦に臨んだ。

 2回の守備では1死一塁から、左中間への打球を処理した中堅手から遊撃手へとつなぎ本塁タッチアウト。

見事な中継プレーに満員の甲子園が沸いた。その後に1点を先制されたが、ハツラツとしたプレーを見せた。

 1点を追うその裏には、2死二、三塁の好機を作ると、三塁手の悪送球で2者が生還。瞬く間に逆転に成功した。

 3回には先頭の二塁打と三盗で1死三塁とし、野選で三塁走者が生還。今度は足で3点目を挙げた。長崎日大の古賀友樹投手は、大崎との長崎大会決勝で9回無死までノーヒットノーランの快投を演じた。好投手から序盤に得点を重ね、試合の主導権を握った。

 有明は立命館宇治(京都)との初戦で、1点を追う9回2死満塁から1番・永田晴輝内野手(3年)が左中間へ走者一掃の逆転二塁打を放つなど、一挙4得点で逆転。敗戦まであと1死からのミラクル勝利を挙げて、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」で大きな被害に見舞われた地元に1勝を届けた。

 高見一茂監督(46)は試合前、「(初戦の勝利で)反響はいろんなところからいただいています。それも選手たちが頑張ったおかげだと思っています」と感謝。

この日の入場券はすでに完売。大観衆の中で九州勢対決に臨んだ。

◆有明(荒尾市) 1961年(昭和36年)に有明商として開校した私立校。71年に現校名に改称。野球部は1997年創部。主なOBは浅田将汰(元DeNA)。

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