◆JERAセ・リーグ DeNA3―6巨人(20日・横浜)

 巨人がDeNAに快勝して連敗を2でストップした。初回に今季初の重盗で先制するなど先発の藤浪を攻略。

大城卓三捕手(33)が自身3年ぶり3度目の4安打で3打点と猛威を振るえば、中山礼都外野手(24)が5回に大きなダメージを与える2号2ランを放った。先発のブライアン・マタ投手(27)が5回5安打3失点で来日初勝利を挙げた。負ければ阪神にマジック点灯を許す可能性があったが、投打がかみ合い、ゲーム差を3に詰めた。

 足でかく乱した。初回、1死一、三塁の好機で打席には4番・ダルベック。フルカウントから空振り三振を喫したが、投球と同時に一塁走者の泉口がスタート。捕手が二塁に送球したのを見て佐々木が三塁から快足を飛ばして巨人では24年9月26日のDeNA戦(横浜)の岡本和真以来となる本盗で生還。110試合目で、今季初の重盗で先制点をもぎ取った。なお2死二塁からは大城が藤浪の変化球を捉え、打球は左中間へ適時二塁打。大城は「打球がいいところに飛んでくれました」とはにかんだ。

 試合前時点で首位・阪神と今季最大の4差。この日、巨人が敗れて阪神が引き分け以上だと巨人の自力優勝の可能性が消滅し、阪神に優勝マジック「29」が点灯する。

そんな中、先発を任されたのは初勝利を目指すマタ。「今1軍にいられるのは2軍でいい成績を出せたから。前よりすごく自分の投球に自信がある。きっといい投球ができる」と今季5度目の先発マウンドへ向かった。

 しかし、初回に2点の援護をもらった直後の守備で1死二、三塁のピンチを背負うと、エンカーナシオンの二ゴロの間に三塁走者が生還して1点を返された。

 それでも2―1で迎えた3回無死一、二塁では、大城が右前適時打を放って追加点。マタは味方の援護に力をもらい、最速157キロを計測しながら2~4回は無失点で抑えた。5回には中山が2ランを放ち、2点を追加した。

 しかし4点リードで迎えた5回、マタが2死一、二塁から牧に左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を浴びて2点差まで迫られた。マタは6回の打席で代打を送られ、5回80球5安打3失点で初勝利の権利を持って降板した。

 巨人は8回を田中瑛、9回をマルティネスとつないで逃げ切り、連敗を止めた。マタは来日初勝利。

阪神も敗れ、ゲーム差は再び3に詰まった。

編集部おすすめ