◆第108回全国高校野球選手権大会第14日 ▽準決勝 智弁和歌山7―1横浜(20日・甲子園

 28年ぶりの夏の甲子園制覇を狙った横浜(神奈川)は、準決勝で智弁和歌山に逆転負け。横浜は故・渡辺元智監督が率い松坂大輔を擁した1998年以来の優勝には届かず敗退となった。

 チームは試合後、大阪市内の宿舎に戻り、保護者などを交えてミーティングを行った。村田浩明監督(40)のあいさつは以下の通り。

 * * * * *

 まず3年生の選手たち、横浜高校を選んできてくれてありがとう。本当に楽しい、そして自慢できる3年生です。小野世代ということで、昨年からやってきましたけれども、本当に3年生の力ってすごいなって思っています。

 本当に3年生が大好きで、なんとか甲子園、そして甲子園で優勝するっていうのを掲げて、監督含めコーチたちも一生懸命、君たちのためにやってきました。ですが、負けたらもう散る。終わりなんですね。なんとかして優勝させようって思ったんですけれども、監督の力が至らず負けてしまって、そしてもう一緒に野球ができないと。

 毎年こういう場でいろんな話をするんだけれども、別れがあるから、監督も横浜高校も強くなれると思っています。君たちも、今日で横浜高校の野球部での試合は終わりますけれども、また絶対強くなって、次のステージで本当に頑張ってもらいたい。そう願ってます。

ありがとう。

 結果は負けてしまいました。優勝させたくて、もうとにかく優勝するためにはってことを考えていたんですけども、勝負事ですので、負けるときは負けます。勝てるときは勝てます。でも、そこよりも今日は3年生たちと、夏の県大会の時からいい顔をして野球をやろう、明るく、楽しく、元気よく、ひまわりのように笑ってやろうと。今日は点差がつきましたけども、最後の最後までいい表情をして野球をやってました。僕はそれが1番うれしかったです。

 今までの自分だったら、監督が苦しんで、選手を苦しめちゃって、なかなかチームが劣勢の時に機能しないっていうのがあったんですけれども、子供たちがその横浜高校の野球を変えてくれました。この先輩たちが、3年生たちがやってくれた姿を今度は1、2年生たちが間違いなく継承してくれると思っています。

 また今日から1、2年生はスタートしますけども、3年生がいたからこそ、次の1、2年生もスタートできます。本当に3年生の保護者の皆様、3年生の選手たちに本当に感謝しかなくて。本当に支えてくれて、本当に大好きで、ありがとうございましたという言葉しか出ないんだけれども。

次のステージ行っても全力で応援するし、戻ってこられる場所は横浜高校にあります。頑張ってやってください。そして、保護者の皆様、本当に本当にありがとうございました。

編集部おすすめ