◆JERAセ・リーグ 阪神1―4ヤクルト(20日・京セラドーム)

 粘って、粘って、粘り抜いた。6回、連打で無死一、二塁のピンチを招いてもヤクルト・高橋奎二投手は冷静だった。

「抑えたろうという気持ちでいきました」。2回に先制ソロを許した坂本を151キロの速球で見逃し三振に仕留めると、後続もピシャリ。今季初めてバッテリーを組んだ松本直と相談してカーブをうまく使いながら、6回まで被安打8も要所を締めて1失点。7月10日の阪神戦(甲子園)以来となる3勝目に「しっかり粘れたのがよかった」とうなずいた。

 中4日で先発予定だった13日の広島戦(神宮)が雨で流れるなど日程が変わり、間隔を調整するためブルペン待機も。8日の巨人戦(東京D)以来中11日の登板となっても「やりたいことはできたので、しっかり準備できました」とプラスにとらえてこの日の好投につなげた。池山監督も「よく1点でしのいでくれた。準備の仕方がイレギュラーだったので、またしっかり準備してほしい」と次回登板へ期待をかけた。

 阪神戦の連敗を7で止めて、チームは再びDeNAと並んで同率3位に。「きょうは粘れたので、次回以降もこういう投球ができれば」と高橋。CS進出へ、最後まで粘り抜く覚悟だ。

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