◆第108回全国高校野球選手権大会最終日 ▽決勝 智弁和歌山―健大高崎(22日・甲子園

 夏初優勝を目指す健大高崎の石田雄星主将が1点を追う8回1死二塁、豪快なアーチを架けた。鉄壁のディフェンス力を武器に勝ち上がってきた健大高崎の今大会チーム1号は、右翼ポール際に飛び込む逆転の2ラン。

満員のスタンドは騒然となった。

 健大高崎は準決勝までの5試合でわずか2失点。大会初となる3度の「1-0」完封勝利を挙げ、チーム防御率は0・20と投手力を前面に出して決勝に進んできた。一方、「1-0」勝利が3度で1試合平均得点は2・8にとどまっていたが、決勝の大舞台で強烈な一発が飛び出した。

 対する智弁和歌山は準々決勝で分厚い仙台育英(宮城)の投手陣から18安打11得点。準決勝では大会NO1投手、横浜(神奈川)の織田翔希を攻略するなど、チーム打率.338、1試合平均6・75点の強打を誇る。「強打の智弁和歌山」のお株を奪うようなアーチに、聖地は大いに沸いた。

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