◆米大リーグ ドジャース―カージナルス(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が2日(日本時間3日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。この日まで今季ワーストタイの11試合連続ノーアーチと苦しむ中、2回先頭の第2打席は新人左腕マウツから死球で出塁した。

フルカウントからの6球目、すっぽ抜けたスライダーが右肘の防具をかすめた。前日に続く光景に、球場は大ブーイングに包まれた。

 大谷はこれで56打席ノーアーチとなり、移籍後ワーストの59打席も迫ってきたが、2死から二盗を決めて6試合ぶりの11盗塁目をマークした。

 ド軍の先発はメジャー移籍後最多となる13勝目を狙う山本由伸投手(28)。仲の良いエースを援護するためにも、大谷には12試合ぶりの31号に期待がかかる。初回先頭の第1打席は初対戦のマウツから四球を選んで2試合連続出塁としていた。

 大谷は9月初戦だった1日(同2日)の同戦では、2打数1安打2四死球で2得点と1番打者の役割を果たすも大量ビハインドの8回に代打を送られて途中交代。今季ワースト2位の54打席本塁打なしとなり、ド軍移籍後ワーストの12試合、59打席も迫っていた。5回の走塁では三塁を回ったところで急ブレーキをかけたことから膝に負担をかけたのか苦しそうな表情を浮かべる場面もあった。7回には右肘の防具に死球を受けた。

 8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦の第3打席以降、試合前の時点で45打数6安打の打率1割3分3厘、15三振、9四死球と本来の姿とは程遠く、打点も「0」と深刻な打撃不振が続いている。左膝、右上腕二頭筋などが回復しておらず、打者としてもプレーに影響が出ていることは明らかだ。

 それでも、この日の試合前にロバーツ監督は「(復調の兆しは)見えたよ、見えた。ストライクゾーンをコントロールすること、与えられた四球をしっかり取ることが重要なんだ。彼がバットを振りたいと思っているのは分かっている。でも、昨夜はストライクゾーンをしっかりコントロールできたのは良かった」と話していた。最終的には本人の意思を尊重するというが、今季中の投手復帰断念も選択肢にあがる中、大谷は復調を結果で示したいところだ。

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