卓球◇ノジマTリーグ(5日、福岡武道館)

 女子リーグ2位の木下アビエル神奈川が、敵地で同5位の九州カリーナに3―2で競り勝ち、今季4勝目(2敗)を飾った。1―1の第3試合のシングルスで18歳のエース・張本美和が枝広瞳を3―0で下すと、2―2で迎えた1ゲーム先取の延長戦で14歳・石田心美を11―4で退け、2勝の活躍でチームを勝利に導いた。

 張本は試合後の取材で「ビクトリーマッチ(延長戦)に回って、勝ってチームの勝利に貢献できたことが、ものすごくうれしいです。(延長戦前は)心臓バクバクでした。第3試合で勝っていた分、心をゼロにして戦うのが難しかった。勝つことができて、今はホッとしています」と充実の笑顔を見せた。

 エースの気迫を前面に出して戦った。第3試合は両ハンドの強い枝広に対し、コースをついた冷静な試合運びでストレート勝ち。だが、第4試合は九州の14歳・石田が躍動し、3―1で逆転勝ちすると、敵地で押されるムードになった。

 それでも張本はルーチンの体育座りでうずくまって集中力を高めて入ると、序盤3連続得点。3―0から石田のサービスなどで4―3に迫られたが、中盤のチェンジコートでベンチの仲間の姿を見て「落ち着いた」と冷静になり、緩急をつけた打ち合い、サーブからの展開など6連続得点。仲間が張本の得点ごとに「イエーイ!」と叫ぶのに乗って、「イエーイ!」と呼応して、向かってくる新星を寄せ付けなかった。これでシングルスでは2季前の25年2月に鄭怡静(台湾)に敗れて以来、負けなしの23連勝と記録を伸ばした。

 次戦は8日開幕のWTTチャンピオンズ・マカオに転戦し、「4冠」を目指す19日開幕の愛知・名古屋大会とビッグトーナメントが続く。

応援している9人組グローバルグループ「&TEAM」の単独初のドーム公演が開催中だが、「本当に、本当に行きたかった…でも今は卓球頑張ります」とぐっと我慢して、次なる戦いに向かった。

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