◆JERAセ・リーグ ヤクルト4―9広島(15日・神宮)

 広島の辰見鴻之介内野手が、代走でのシーズン最多盗塁記録を塗り替えた。今季27盗塁目を決め、代走で26個目は1979年・藤瀬史朗(近鉄)を超えるプロ野球新記録。

新井監督は「超警戒されている中で、あそこでスタートを切れて、何十年ぶりかの記録を塗り替えるわけだから。素晴らしい選手だと思いますし、ベンチで、なくてはならない存在」と賛辞の言葉を並べた。

 9回無死一塁から出場し、5度のけん制球を受けながら、1死からの初球にスタートを切った。二盗成功の直後には、中村奨の適時二塁打で本塁生還した。2点リードから3得点でヤクルトを突き放す攻撃を誘発。指揮官は「本当に大きかった」と、たたえた。

 3日の中日戦でプロ野球記録に並んで以降、出場は一度だけだったが、8月19日の失敗を最後に6連続成功で記録を更新した。シーズン残り17試合。指揮官は「なくてはならない存在だし、相手にとってもすごく嫌な存在だと思う。まだまだこれから積み重ねていって、誰にも破られないような記録をつくってもらいたい」と求めた。

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