◆JERAセ・リーグ DeNA13―2巨人(15日・横浜)

 巨人がDeNAに大敗し、同一カード3連敗となった。先発した戸郷翔征投手が2回9失点と大誤算。

スポーツ報知評論家の高橋由伸氏が投球内容から采配面までを指摘した。

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 戸郷は球速表示がどうこうより、球にキレをまったく感じなかった。初回、牧に左翼席への一発を浴びて本人も感じ始めたのか、その後から力みも見えた。制球は悪いし、フォークの落ちもいまいち。相手に脅威となる球種はなかった。14日の同カードで10投手をつぎこんだとはいえ、初回で見限ってもいいくらいの出来だった。

 その初回、1死一、二塁で石塚が正面の併殺コースをエラーした。チェンジなら立ち直るきっかけになったかもしれないが、直前の2人を四球で歩かせている点は見逃せない。2回も泉口の失策から5失点。でも、3被弾は避けられたはずだ。3回表の攻撃が9番・戸郷から始まることで、投手のムダ使いはしたくない気持ちも分かるが、2回9失点は致命傷になった。

 残りは12試合。

救いは阪神がこの日も負けて7連敗とお付き合いしてくれていることだ。相手が4試合多いから優勝マジックが出ているが、日程的には巨人が有利。どっちが先にチーム状態を立て直すかが近々のポイントになるだろう。巨人はこの先、先発投手は5人で足りる。井上に竹丸、小笠原と西舘で4人。この日の戸郷が本来を取り戻せるか、ハワードが加わるのか。19日・中日戦(東京D)で先発予定の田中将もいるが、ベストな5人を選ぶことになるだろう。

 打線は日替わりに変わりないが、優勝を知る坂本や丸の経験値にかけてみるのもいいと思う。この試合では平山も良かったし、他の選択肢も広がった。18日からの中日戦から仕切り直し、その布陣、戦い方に注目したい。(高橋 由伸)

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