競泳男子で五輪2大会連続出場の塩浦慎理(ReCORE)が16日、自身がオーガナイザーを務める「沖縄県招待スプリント選手権(10月4日、那覇市・奥武山公園水泳プール)」に向けて、同市内で会見を行った。地元のジュニアスイマーと日本代表選手らの交流を目的とした大会は、今年で2回目を迎える。

 沖縄スプリントには、アジア大会(名古屋)代表の池江璃花子(横浜ゴム)や、村佐達也(イトマン東京)らが招待選手として出場予定。塩浦は会見で、今大会優勝したジュニア選手(小学5・6年、中学生)を、中大などで行う「東京合宿」(12月)に招待することも発表した。塩浦の拠点でもある中大には、男子日本代表の光永翔音らが所属する。塩浦は「僕や光永選手と同じ環境でのトレーニングを体験してもらうことで、将来、沖縄から1人でも多く全国で活躍する選手が出てきて欲しい」と語った。

 会見には、女子50メートル自由形で今月の国スポ(青森)を制した那覇西高3年・平良吏美華(りみか)も出席。同種目で日本記録保持者の池江を「憧れ」という平良は「自己ベスト、県新記録を出して池江選手に少しでも食らいつけたら」と、意気込みを語った。昨年10月の日本短水路で直接対決はあったが、地元沖縄でのレースは初という。「沖縄で池江選手と泳げるのも、最初で最後かもしれないので。全力で、自分の力を出し切れるレースにしたい」と、気持ちを高めた。

 沖縄競泳界のレベルアップと競技普及を目指し、現役選手では異例とも言える塩浦自身が企画する「沖縄スプリント」。第2回大会は県外も含めて計672人がエントリーし、招待選手を入れて日本代表経験者も11人が出場する。23年に水泳教室を開いたことがきっかけで沖縄に特別な思いを抱いた塩浦は神奈川出身だが、27年の国スポは沖縄代表としての出場を検討しているという。

「国スポ合宿などにも参加して、今までの競技経験やトレーニングなどについて、沖縄の選手たちにより深く伝えられたら。もし出場できれば、沖縄県のために全力で頑張っていきたい」と、熱い思いを語った。

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