パ・リーグ オリックス1―7ソフトバンク(17日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが3年連続24度目のリーグ優勝(1リーグ時代の2度含む)を決めた。6月30日から首位を明け渡さず、前身の南海時代の1964~66年以来3度目で、89年の福岡移転後では初の3連覇。

小久保監督は京セラドームで7度、宙を舞った。

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 通常のチームなら致命傷になりかねない危機を乗り越え、チーム力を実証した。昨オフには24、25年と2年連続最多勝に輝いた右のエース・有原が日本ハムに移籍。左のエース・モイネロはWBC後のコンディション不良で前半戦を棒に振った。

 昨季のセーブ王・杉山は4月の登板後にベンチを殴打して左手を骨折。山川は打率1割台と低迷し、3か月の2軍生活を強いられた。左右のエース、守護神、主砲…。2連覇したチームを支えた面々に“誤算”が相次ぎながらの独走V。6月30日に首位に立つと、西武、日本ハムを一気にセーフティーリードをつけ、悠々と逃げ切った。これまで以上に選手層の厚さと総合力の高さを見せつけた優勝だった。

 昨季出場20試合にとどまった柳田は、打線の軸として復活。3年ぶりのオールスター出場も果たした。

21年ドラフト2位の正木は持ち前の長打力が開花。レギュラーに定着し、強力打線を支えた。

 投手では、21歳の前田悠が無傷の12連勝とブレイク。大津と松本晴は初の2ケタ勝利を挙げた。昨季ダブルエースが稼いだ26勝は今季、8月に復帰したモイネロの5勝のみだが、昨季1勝だった前田悠の飛躍など既存戦力の底上げが独走の大きな原動力となった。

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