パ・リーグ 日本ハム4―2西武(17日・エスコンフィールド)

日本ハムの野村佑希内野手(26)が、主砲離脱の危機を一掃した。16日に右太もも裏を肉離れしたレイエスが17日、登録を抹消された。

2位西武との最後の直接対決で、4番を任された野村が、しっかりと結果を残した。

 1―0とした3回の第2打席では、2死二、三塁から、3球ファウルで粘った後に右適時打。3―2で迎えた6回の第3打席では西武・黒木の149キロ直球を中堅最深部へ運ぶ、127メートル弾。8月20日ソフトバンク戦以来の16号で、勝利を決定づけた。

 「かなり良い感触で。捉えてる打球は結構あったんですけど、上がってくれなかったので。長打っていう部分は少ないと思っていた」。感覚が形になった一発を、そう静かに振り返った。

 チーム内3冠のレイエスが戦線離脱した。痛手と言える状況も、野村の心境に大きな変化はない。「やることは変わらないと思うので。その分打って、カバーできれば」。

打点は58と自己最多を更新中。安打も95と23年以来2度目の100安打到達が、視野に入る。その輝きが更に増せば、不安材料を打ち消すことはできる。

 3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出が決まり、西武とのゲーム差は0・5に詰めた。「シンプルに競っているチームに勝てたのは大きい。嫌な印象も打ち消せたので」。対戦成績は12勝12敗1分けの五分で終えた。本拠地でのCS開催へ、残り10試合、野村が打線をけん引すべく、全力を尽くす。

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