◆JERAセ・リーグ 巨人14―1中日(19日・東京ドーム)

 中日は投手陣が炎上し、今季ワーストの14失点で2連敗。これで57勝76敗2分けとなり、今季135試合目で6年連続Bクラスが確定した。

 約2か月ぶりに先発したドラフト1位・中西聖輝投手は3回1/3に85球を要して、6安打3四球で5失点と崩れ、4敗目を喫した。

 初回から巨人打線につかまった。1死から吉川と泉口の連打で二、三塁とした。続くダルベックは右飛に打ち取ったが、大城に中前の2点適時打を浴びて先制を許した。1点ビハインドの4回には、先頭の丸に四球を与えると、佐々木の中前打と田中将の犠打で二、三塁とピンチは続いた。1番・松本を四球で歩かせたところで、降板が告げられた。

 井上監督は継投策に出たが、2番手・近藤も誤算だった。1死満塁から吉川が放った投手強襲の打球は、近藤の左手指先に当たり、カバーに入っていた二塁手の福永も逆をつかれる形で中前への2点適時打となった。なおも1死一、三塁から泉口に右前適時打で続かれて、5点目を献上。ダルベックには左翼への適時二塁打で6点目を与えたところで井上監督はマウンドへ。1死二、三塁から3番手で橋本を送ったが、大城の中犠飛と坂本の左前適時打で2点を追加された。

 勢いづいた巨人打線を止められずにこの回、一挙6失点。

4回までに7点のリードを許すと、5回から登板したアブレウも、2イニングで5安打6失点と崩れた。 守備から流れを作れず、打線が得点したのは3回に奪った1点のみ。2点を追う3回1死二塁から、福永が左中間への適時打を放ったが、4回以降は二塁すら踏めず、相手先発・田中将に苦戦した。

 試合後、東京ドームの左翼スタンドを青く染めた竜党に、井上監督やコーチ、ナインが整列してあいさつ。ファンからは、今季ワースト14失点の大敗に、ブーイングとねぎらいの拍手が響いた。厳しい表情を浮かべた指揮官は「東京ドームで(今季)最後の試合だったにもかかわらず、体たらくな試合を見せてしまって申し訳ない。ファンの方が落胆しないように、残りもしっかりとした試合をお見せできるようにやっていかないといけない」と謝罪した。

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